ド・クォン被告は有罪を認めた。検察は12年以下の懲役刑を求刑し、裁判長は12月11日に量刑を決定する予定だ。

ロイター通信によると、韓国の仮想通貨起業家ド・クォン氏は火曜日、ニューヨーク連邦裁判所で詐欺罪2件の有罪を認めた。33歳のクォン氏は、テラフォーム・ラボの共同創業者で、2022年に暴落し約400億ドルの損失をもたらしたTerraUSDとLUNAトークンを開発した。ニューヨーク南部地区連邦地方裁判所のポール・エンゲルマイヤー判事による審理で、クォン氏は通信詐欺共謀罪と通信詐欺罪の2件の有罪を認めた。今年1月には、証券詐欺、通信詐欺、商品詐欺、マネーロンダリングを含む9件の起訴状に対し無罪を主張していた。公判中、ド・クォン氏は「ペッグ復帰における取引会社の介入に関する真実を隠蔽し、虚偽の陳述を行った。私の行為は間違っていた」と謝罪した。法定最高刑は25年だが、検察は、被告が有罪を認め反省の意を表明した場合、最長12年の懲役刑を求刑することで合意した。裁判長は12月11日に量刑を言い渡す予定だ。この事件は、複数のデジタル資産関連企業が破綻した2022年の仮想通貨の冬における一連の重大事件の一つである。