韓国企業fanCはInitechと提携し、韓国ウォンで作成されたステーブルコインKRWINの試験運用を行っている。

BlockBeatsによると、韓国のデジタルトークン開発・発行会社であるfanCが、地元の金融ソフトウェア会社Initechと提携し、ウォンに1対1でペッグされた韓国ウォン建てステーブルコイン「KRWIN」のテストを開始したと、Korea Heraldが8月6日に報じた。民間企業が実体経済への応用が期待されるウォン建てデジタル資産を発行するのは今回が初めて。fanCによると、今回の発行はKRWINの譲渡性や実用性など、技術的な実現可能性をテストするためのデモ版だという。配布は評価のため、選ばれた社内メンバーとパートナープラットフォームに限定される。正式リリース後は、決済、国際送金、観光などの分野での利用が見込まれる。fanCは先月、KRWINと関連技術の商標出願を韓国特許庁に提出した。