S&P 500とナスダックは、FRBの利下げ期待で上昇し、過去最高値を記録した。

BlockBeatsは、ウォール街は8月13日も落ち着いた様子だったと報じた。インフレデータが予想通りだったことから、9月の連邦準備制度理事会（FRB）による利下げ観測が高まり、株価は上昇し、短期債利回りは低下した。

S&P 500種株価指数は主要セクター全てが上昇し、1.1%上昇して過去最高値を更新した。ナスダック100指数も過去最高値を更新した。ラッセル2000指数（中小企業指数）は3%上昇した。米国債の当初の上昇幅は縮小したものの、短期金融市場は来月のFRBによる利下げの確率を約90%と織り込んでいる。今後の政策変更に敏感な2年国債利回りは4ベーシスポイント低下し、3.73%となった。

ドルは下落した。米国の基調インフレ率は年初来高水準に上昇したが、コモディティ価格の緩やかな上昇により、関税による圧力への懸念は和らいだ。株式市場では、低金利への期待が再燃し、人工知能（AI）への継続的な関心と好調な企業業績に支えられ、株価は上昇した。